上海での隔離生活

上海で遂にロックダウンがスタートしました。

3/28~4/1までロックダウンのする箇所

4/2~4/5までロックダウンする箇所と上海を2つに分けて

現在ロックダウンを実施しています。

実際、4日間だけロックダウンであれ大きな問題は無いと思うのですが

私の友人はすでに2週間以上ロックダウン中です。

3/28~4/5のロックダウンは上海全体に影響が及んでいます。

ワイマイと呼ばれる出前の配達員も当然ロックダウンで外に出れないので

多くの人の食事のよりどころになるルートが絶たれています。

 

 

小区(社区)の隔離と棟の隔離、会社の隔離

なぜ2週間以上のロックダウンが起きているかというと

今回は上海市全体のロックダウンの話しですが

それ以外に日本でいうと団地程度のまとまりである小区と

マンション1棟ののそれぞれでも隔離、ロックダウンが個別に行われているからです。

コロナ患者が出たマンションの棟はすぐに次の日からロックダウンされます。

マンション1棟からの発生であればそれで済むのですが

別の棟でも発生すると、今度は団地全体でロックダウンされます。

これらをが複合的に継続して発生し長期にわたるロックダウンがおこなわれます。

また、住居だけでなく会社で発生した場合は会社48時間程度閉じ込められたり

デパートやスーパーで発生した場合は、5日間等、一定期間

閉鎖され出入り禁止となっています。

 

 

流通ストップと買占めによるオイルショック並みのスーパー品切れ

ロックダウンは人だけではなく物にも影響しています。

具体的にはすべての物流に影響しているトラック等の物流運搬車が

各地域の境界線から出入できなくなっています。

トラックの運転車両のドアに封鎖のシールを張られ外に出れないようにして

物の運搬をする等、規制が厳しく

スーパー、コンビニ、パン屋、食べ物屋、消費者すべてで

物の購入が困難な状態です。

上海のみならず江蘇省すべて同様の状況です。

※無錫市、昆山市、蘇州市等もロックダウン中です。

このまま物流が滞ると人民の生命にかかわってくるので

緩和されるとは思いますが現時点でスーパー、パン屋、コンビニ等で

食料品はほとんど残っていません。

在庫が少なくなってくると焦ってくるのが人の習性。

買占め心理も働き、一気になくなっていきました。

 

 

ワイマイの停止と支給品

上記の状況に加えてワイマイ(出前)が当局より

今回のロックダウン期間は停止処置されました。

買いだめできた人も出来なかった人もいるでしょうが

地区毎に支給品を送っている場所もあるようです。

支給品の中身は、、各家庭同じ内容で各種野菜と鳥丸ごと一匹。

料理が得意な住民であれば良いかもしれませんが

私の様に料理が出来ない住民だと、、ただの無駄になってしまうと思います。

選ぶことの出来ない支給品無いよりは有った方が良いでしょうがどうなんでしょうね?

 

今回は、ゼロコロナ政策中の上海とその周辺の状況一報でした。